この記事では、「エゾモモンガ」と「モモンガ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エゾモモンガ」とは?
「エゾモモンガ」は、ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科モモンガ族モモンガ属タイリクモモンガ種に属している亜種の動物です。
「エゾモモンガ」は日本の北海道に生息している固有亜種になります。
「エゾモモンガ」は平野部から亜高山帯の森林に生息し、樹上で生活しています。
また、「エゾモモンガ」は夜行性で、飛膜があり、滑空によって移動することができます。
「エゾモモンガ」の体長は15㎝〜20㎝で、オスの方が大きいです。
「エゾモモンガ」は冬眠せず、食性は主に植物性です。
樹木の葉や芽、皮、花や種子、果実などを食べ、貯食をすることが知られています。
「エゾモモンガ」の別称には、「バンドリ(晩鳥)」などがあります。
また、「エゾモモンガ」の英語表記は「Russian flying squirrel」、「Eurasian small flying squirrel」などになります。
「モモンガ」とは?
「モモンガ」とは、ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科モモンガ族モモンガ属に属している動物の総称を言います。
また、「ニホンモモンガ(ホンドモモンガ)」を指すこともあります。
「ニホンモモンガ」は山地から亜高山帯の森林に生息し、夜行性で夜に活動します。
「ニホンモモンガ」には皮膜があり、滑空しながら移動します。
「ニホンモモンガ」の体長は、14㎝〜20㎝くらいです。
また、「ニホンモモンガ」は植物食で、樹木の皮や葉、芽や花、種子、果実などを食べます。
「モモンガ」には、「バンドリ」、「モモ」などの別名があります。
そして、「モモンガ」は英語で「Japanese dwarf flying squirrel」、 「Japanese lesser flying squirrel」などと表記します。
「エゾモモンガ」と「モモンガ」の違い
「エゾモモンガ」と「モモンガ」の違いを、分かりやすく解説します。
「エゾモモンガ」と「モモンガ」はどちらも、リス科モモンガ属に属しています。
その中で、「エゾモモンガ」はタイリクモモンガ種の亜種ですが、「モモンガ」はモモンガ属の総称や「ニホンモモンガ」を表しています。
「エゾモモンガ」と「モモンガ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「エゾモモンガ」と「モモンガ」の意味や違いなどについて、ご紹介してきました。
「エゾモモンガ」と「モモンガ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。