この記事では、「申し訳ないです」と「申し訳ありません」の違いを分かりやすく説明していきます。
「申し訳ないです」とは?
すまないという気持ちを伝える言葉です。
「申し訳ない」は、わびるときに用いる言葉です。
また、無理な頼み事をしてすまない気持ちを示すときにも用います。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
たとえば、忘れ物をしてしまったときに、この言葉を使うことがあります。
Aさんはセミナーに参加をしました。
セミナーでは筆記用具を使用するのですが、Aさんは筆記用具を忘れてしまいました。
そこで、隣の席の人に筆記用具を貸してもらうことにしました。
このときに貸してくれた人にAさんからこの言葉を伝えます。
貸してくれた人に迷惑をかけてしまったかもしれません。
それに対して謝罪をしています。
「申し訳ありません」とは?
すまないという気持ちを伝える言葉です。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
たとえば、相手に無理な頼み事をするときに用います。
B社からC社に対して仕事の依頼をしました。
この仕事はすぐに終えて欲しいもので、期限を明後日までとしています。
すぐに行ってもらう必要があり、C社には負担をかけてしまいます。
こういった無理な頼み事をする際にこの言葉を用います。
また、話し手が迷惑をかけたときにも使います。
遅刻をしたとき、書類に間違いがあったときなどに、このような言葉で謝罪をします。
「申し訳ないです」と「申し訳ありません」の違い
「申し訳ないです」と「申し訳ありません」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもすまないという気持ちを示しています。
違いは丁寧さです。
前者よりも後者の方が丁寧な表現です。
前者は親しい関係の人に対して使うことが多くあります。
後者は改まった場や目上の人に対して用います。
前者を目上の人に対して伝えると、なれなれしい印象を与えてしまいます。
まとめ
2つの言葉は丁寧さに違いがあります。