「フライ」と「フリッター」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「フライ」と「フリッター」の違いとは?違い

揚げ物を意味する言葉として「フライ」「フリッター」があります。

この2つはどのような違いで区別されているのでしょうか。

この記事では、「フライ」「フリッター」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フライ」とは?

「フライ」とは、「パン粉の衣をつけ高温の油で加熱調理した揚げ物料理」を指す言葉です。

熱した油に食材を投入し加熱調理したものを「揚げ物」といいます。

揚げ物料理は食材をそのまま油に投入するだけでなく火の通り過ぎを防ぎ独特の食感を楽しめるよう食材の周りに粉や卵などで衣をつけてから油で揚げて調理します。

「フライ」は食材に小麦粉や卵をつけ最後にパン粉をまぶしてから油で揚げる調理法です。

加熱したパン粉のサクサクした食感が特徴で肉や魚、野菜などさまざまな食材を使います。

パン粉は世界中で使われている食材ですが揚げた時にサクサクとした食感が楽しめる荒いパン粉は日本独自のものです。

エビフライやカキフライなど荒いパン粉を使った「フライ」は日本だと洋食扱いですが、海外では日本食として認知されています。


「フリッター」とは?

「フリッター」とは、「溶き卵と小麦粉で衣をつけ高温の油で揚げて調理する揚げ物料理」です。

溶いた卵に小麦粉を混ぜたものを衣に使う揚げ物料理を指します。

衣の作り方にはいろいろな方法があり粘り気が出ないよう小麦粉をあまり混ぜないで作るものから卵白を泡立ててメレンゲを作り軽い食感を楽しむものまで、卵と小麦粉で衣を作る揚げ物の総称が「フリッター」です。


「フライ」と「フリッター」の違い

「フライ」「フリッター」の違いを、分かりやすく解説します。

「フライ」「フリッター」の違いは「衣」です。

衣にパン粉を使った揚げ物料理が「フライ」で、小麦粉と卵を混ぜた衣で揚げるのが「フリッター」というパン粉を使っているかどうかの違いで区別されます。

まとめ

「フライ」「フリッター」は衣の違いで区別します。

同じ食材でも衣の違いで味や食感が全く変わるので覚えておきましょう。

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