「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」はどちらも鮮やかな色ですが、どんな色で何が違うのでしょうか。
この記事では、「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ターコイズブルー」とは?
「ターコイズブルー」とは、「ターコイズのような青色」のことです。
「ターコイズブルー」の「ターコイズ」とは世界中で人気の宝石「トルコ石」のことです。
日本語ではトルコ石と呼ばれるターコイズは不透明の宝石で水色に近い青緑色をしています。
個体によって色のばらつきがあり、トルコ石の中でもかなり青色が強いものに近い色を指す言葉が「ターコイズブルー」です。
一般的には明るく透明感を有し緑味のある青色のことを「ターコイズブルー」と呼んでいます。
「ターコイズグリーン」とは?
「ターコイズグリーン」とは、「ターコイズのような鮮やかな緑色」のことです。
青みがかった緑色が特徴のトルコ石のうち特に緑色が強いものに近い色のことを指します。
鮮やかな緑色に発色しているトルコ石は非常に貴重で、本物の「ターコイズグリーン」を目にする機会は限られます。
「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」の違い
「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」の違いを、分かりやすく解説します。
「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」はどちらも宝石のトルコ石の色を指す言葉ですがトルコ石のうち青みの強いものに近い色が「ターコイズブルー」で、緑色に近い色が「ターコイズグリーン」と区別されます。
「ターコイズブルー」はJIS慣用色名として認められている色の名前ですが「ターコイズグリーン」はJIS慣用色名ではありません。
「ターコイズブルー」の例文
・『ターコイズブルーはとても鮮やかだ』
・『トルコ石のほとんどがターコイズブルーである』
「ターコイズグリーン」の例文
・『ターコイズグリーンは清々しい印象を受ける』
・『ターコイズグリーンのトルコ石はとても少ない』
まとめ
「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」は青か緑かの違いで区別されます。
同じトルコ石に由来する色でも印象はかなり異なるので違いを知っておきましょう。