この記事では、「ホワイトオーク」と「ホワイトアッシュ」の違いについて紹介します。
ホワイトオークとは?
ホワイトオークとは、家具や建築材などに使われる木材の一種です。
ブナ科の落葉広葉樹の幾つかの樹種のことを指しており、北米などに広く分布しています。
英語の「white oak」をそのまま日本語読みしたものです。
ホワイトオークは耐久性と耐水性に優れており、家具に使われる木材の中では最高級とされています。
キズがつきにくく、床材のフローリングやウイスキー・ワインの樽等にも用いられます。
色が白く、美しい木目をしているのが特徴です。
家具などに用いられる木材は、大半が北米で生産されています。
ホワイトアッシュとは?
ホワイトアッシュも、家具や建築材などに使われる木材です。
モクセイ科トネリコ属に属する落葉広葉樹で、英語では「white ash」と書きます。
単にアッシュというと、ホワイトアッシュのことを指すことが多いです。
適度な堅さと弾力性があるので、ギターや野球のバットなどに用いられることもあります。
また、木目がはっきりしているので、家具に使用すると独特の雰囲気が生まれます。
北欧デザインの家具やナチュラルテイストの家具に使われることも多いです。
頑丈で変形しづらいですが、その分細かい加工はしにくいというデメリットがあります。
ホワイトオークとホワイトアッシュの違い
ホワイトオークもホワイトアッシュも白い色をしている無垢材で、家具や建築材に使われています。
価格はホワイトアッシュの方が安いので、ホワイトオークの代用品として用いられることもあります。
また、木目にも違いがあり、ホワイトオークの木目はあまりはっきりしていませんがホワイトアッシュの木目ははっきりしています。
まとめ
木目がはっきりしているのはホワイトアッシュで、はっきりしていないのがホワイトオークです。
また、価格はホワイトオークの方が高く高級品になります。
