この記事では、「アベック」と「コンビ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アベック」とは?
「アベック」の意味は以下の通りです。
1つ目は「2人、または2つのものが、一緒に行動すること」という元の意味です。
2つ目は、転じて「特に、相思相愛の男女2人連れのこと」という意味です。
「アベック」の言葉の使い方
「アベック」は名詞として「アベックがいる・いた」「アベックで出かける」などと使われます。
フランス語の「avec」が日本語化した言葉で、英語の「with」と同じ「〜と共に」「〜と一緒に」という意味の前置詞です。
日本語で使われる場合、「相思相愛の男女2人連れ」という意味です。
因みに、「アベック」は死語で、現在では「カップル」という言葉が使われますが、「カップル」は「男女2人組」のことで、恋人同士であっても、そうでなくても使われます。
「コンビ」とは?
「コンビ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「2種類のものが組み合わさったもの」という元の意味です。
2つ目は「ある目的の為に組み合わさった2人組」という意味です。
「コンビ」の言葉の使い方
「コンビ」は名詞として「コンビで活動する」「いいコンビ」「コンビ名」などと使われます。
英語の「combination」が日本語化して省略された言葉で、「組み合わせること」「連合」「団結」「提携」「チームワーク」「スポーツでの連携動作」などの意味があります。
日本語で「コンビ」として使われる場合、ある目的のために、2人で組んで行動することに使われます。
「アベック」と「コンビ」の違い
「アベック」は「2人、または2つのものが、一緒に行動すること」、転じて「相思相愛の男女2人連れのこと」です。
「コンビ」は「2種類のものが組み合わさったもの」、転じて「ある目的の為に組み合わさった2人組」です。
「アベック」の例文
「アベック」の例文は以下の通りです。
・『アベックでベンチに座る』
・『アベックが電車内でイチャイチャする』
「コンビ」の例文
「コンビ」の例文は以下の通りです。
・『友人とお笑いコンビを結成する』
・『幼なじみとコンビで音楽活動する』
まとめ
今回は「アベック」と「コンビ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。