この記事では、「みてくれてありがとうございます」と「ご覧いただきありがとうございます」の違いを分かりやすく説明していきます。
「みてくれてありがとうございます」とは?
物事を目でとらえたり、読んだりしてくれたことへお礼を伝える言葉です。
「み」は「見る」のことで、物事を目でとらえる、読んで知るという意味です。
「くれ」は「くれる」のことで、人が自分の側に何かをすることを表します。
「ありがとう」は感謝を伝えるときに用いる言葉です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
たとえば、Aさんが動画を投稿したとします。
その動画を友人のBさんが見て、そのことをAさんに報告をしました。
友人が動画を見てくれたことをAさんは嬉しく思っています。
そのうれしい気持ちや感謝の気持ちを伝えるために、このような言葉が使われます。
「ご覧いただきありがとうございます」とは?
見てくれたことや読んでくれたことへお礼を伝える言葉です。
「ご覧」は「見ること」の尊敬語です。
「いただき」は「いただく」のことで、他人の行為によって自分が利益を受ける意を表します。
たとえば、C社が製品の動画を作ったので、D社に「見るように」と伝えたとします。
この動画を見てもらうことで、製品を詳しく知ることができます。
D社の方から「見ました」とC社に連絡がありました。
見てもらったことで製品を詳しく知ってもらえ、C社にとって恩恵になっています。
このような場面でお礼を伝えるためにこの言葉を用います。
「みてくれてありがとうございます」と「ご覧いただきありがとうございます」の違い
「みてくれてありがとうございます」と「ご覧いただきありがとうございます」の違いを、分かりやすく解説します。
見てくれたことへお礼を伝える言葉である点は同じです。
違いは丁寧さです。
後者の方が丁寧で、敬うべき人にはこのように伝えます。
前者は親しい人に対して使うことが多いです。
まとめ
2つの言葉は丁寧さに違いがあります。