「お喜び」と「お慶び」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「お喜び」と「お慶び」の違いとは?違い

それでは、この「お喜び」とはどういう意味でしょうか。

また、「お慶び」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「お喜び」「お慶び」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お喜び」とは?

「お喜び」とは、目上の人や団体などに対して自分の「喜び」を表現するために使用される言葉です。

後述の例文で分かるように、この場合の「喜び」とは、相手の状況が極めて好ましい物であることに対する「喜び」ということになります。


「お慶び」とは?

「お慶び」とは、目上の人や団体などに対して自分の「喜び」を表現するために使用される言葉です。

多くの場合には、お祝い事などの「慶事」に対して使用されますが、前述の「お慶び」と同じ場面で使用しても間違いではありません。


「お喜び」と「お慶び」の違い

「お喜び」「お慶び」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、目上の方に対してこちらの「喜び」を表現するために使用される言葉で、多くの場合はほぼ同じ意味ですが、若干のニュアンスの違いがあります。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、英語の「pleased」に相当するのが「お喜び」であり、「cerebrate」に相当するのが「お慶び」ということになります。

つまり、「嬉しさ」の中に「幸せ」のニュアンスが含まれているのが「お慶び」であり、「お祝い」のニュアンスが含まれているのが「お慶び」ということです。

「お喜び」の例文

・『ますますのご健勝のこととお喜び申し上げます』
・『貴社のご繁栄を心よりお喜び申し上げます』

「お慶び」の例文

・『ご子息のご結婚を心よりお慶び申し上げます』
・『この度は還暦を迎えられたことお慶び申し上げます』

まとめ

この記事では、「お喜び」「お慶び」の違いを、解説してきました。

ここまで説明したように、どちらの表現を使用する場合でもおめでたい状況であることは確かなので、この言葉を使う方としてもその思いを噛みしめて対応することが肝心でしょう。

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