この記事では、「memorize」と「remember」の違いを分かりやすく説明していきます。
「memorize」とは?
「memorize」は「メモライズ」と読み、「記憶する」という意味合いの言葉です。
日本語で「メモする」という言葉が頻繁に使われていますが、「memorize」の「memo」から来ているといえるでしょう。
「メモする」という行動からも見て取れるように、「memorize」には「物事について積極的に学び記憶すること」というニュアンスが含まれています。
「remember」とは?
「remember」は「リメンバー」と読み、「記憶、思い出す」という意味合いの言葉です。
日本語としても、曲名や歌詞、また映画の邦題などで「リメンバー」がとてもよく用いられています。
新たに学び記憶するというより、記憶の中から「思い出す」といったニュアンスがあります。
「memorize」と「remember」の違い
「memorize」は、物事について「積極的な意思を持って記憶する」という場面で使われる言葉で動詞です。
一方、「remember」は、すでに記憶の中にある物事を「思い出す」という場面で使われる動詞です。
どちらも動詞で、記憶に関する言葉ですがニュアンスに違いがあります。
「memorize」の類語としては、「memory」、「retain」、「recollect」などがあります。
対する「remember」の類語としては、「recall」、「recollect」、「retain」などがあります。
「memorize」を使った例文としては、「I memorized several formulas in one night for tomorrow’s exam. (私は明日の試験のために一晩でいくつもの数式を記憶した)」などが挙げられます。
「remember」を使った例文としては、「I am desperately trying to remember the wonderful days I spent with him. (私は彼と暮らした素敵な日々を、必死に思い出そうとしている)」などが挙げられます。
まとめ
いかがでしたか。
「memorize」と「remember」は、どちらも記憶に関する言葉ですが、使い方のニュアンスに違いがあることが分かります。
「memorize」は「メモ」、「remember」は「リメンバー」として日本語でもよく使われています。
また、「メモライズ」によく似た「メモリー」も日本語としてとてもよく使われていますが、「愛のメモリー」や「USBメモリー」などのように、「名詞」として活用されています。