「当会」と「本会」には、どのような違いがあるのでしょうか。
また、適切な使い分けは必要なのでしょうか。
この記事では、「当会」と「本会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「当会」とは?
「当会」の「当」には、この、その、現在の、今話題にしている、といった意味があります。
ということは、「当会」は、「この会」、「その会」、「現在の会」ということになります。
「今現在、目の前にある会」や「話題にしている会」などを意味し、「当会」を簡単に言えば、「この会」となります。
「当会」の言葉の使い方
「当会にご入会いただき、ありがとうございます」や「当会の案内状となります」などといった形で用いられます。
「本会」とは?
「本会」の「本」には、今現に問題にしているもの、当面のものであること、といった意味があります。
ということは、「本会」は、「今現に問題にしている会」や「現在の会」ということになります。
そのため、「本会」を簡単に言えば、「この会」となります。
「本会」の言葉の使い方
「本会にご参加いただきありがとうございます」や「本会の重要なポイントは」などといった形で用いられます。
「当会」と「本会」の違い
「当会」も「本会」も、簡単に言えば、「この会」です。
そのうえで、強いて区別し使用する場合、「当会」は、「この」を強調する場合。
「本会」は、「現在」といった時間を強調する場合に使用することになります。
実際に、そのこと以外に大きな違いはありません。
また、一般的には「本会」の方がよく用いられる言葉になります。
まとめ
2つの言葉には以上のような違いがあります。
ほぼ同じ意味として用いることが可能ですが、強調すべき点を踏まえ使い分けることも可能な「当会」と「本会」。
何を強調したいかによって使い分けることのできる言葉になります。
だからと言って、必ずしもどちらか一方が間違っているということはないため、基本的にどちらを使用しても問題はありません。
