この記事では、「NGO」と「NPO」の違いを分かりやすく説明していきます。
「NGO」とは?
NGOとはnongovernmental organizationの略語で、民間人や民間団体が設立し運営を行っている組織のことをいいます。
政府ではない組織という意味で、日本語では非政府組織と訳されます。
ただし、日本でもNGOと呼ぶことが多いです。
日本では国際的に活動している組織のことをNGOと呼んでいますが、国外で活動しなければならないという決まりはありません。
国内にある難民支援団体などはNGOと名乗ったりします。
よく知られているNGOを挙げると、セーブ・ザ・チルドレンがあります。
イギリスで設立されたNGOで、世界各国に支部があり子どもの権利を保護するための活動を行っています。
「NPO」とは?
NPOとはnonprofit organizationの略語で、非営利で社会貢献活動や慈善活動を行う団体のことをいいます。
営利ではない団体という意味で、非営利組織と訳されます。
一般市民が身近な地域社会で活動することが多いです。
例えば、貧困家庭に食料支援をしているNPOもありますし、学校に通うことが難しい子どものためのフリースクールを開いているNPO等もあります。
「NGO」と「NPO」の違い
NGOは民間人や民間団体が設立し、国際的な活動を行っている団体で、NPOは非営利で社会貢献活動を行う団体です。
NGOとNPOでは活動する場に違いがあり、NGOは国外で活動することが多いです。
NPOは国内の地域社会で活動することが多く、その規模は小さいです。
ただし、NGOの中には日本国内で活動している組織もあります。
また、NPOでありながらNGOの活動を行っている組織があったりもします。
まとめ
NGOは国際的に活動している組織で、民間人や民間団体が設立したものをいいます。
NPOは非営利で社会貢献活動を行っている団体で、国内で活動を行うことが多いです。
