この記事では、「論文」と「書籍」の違いを分かりやすく説明していきます。
「論文」とは?
「論文」は「ろんぶん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「ある事柄について、筋道を立てて是非や見解などを述べた文章のこと」という意味です。
2つ目は「学術的な研究の結果や、それに基づいた見解や判断など筋道を立てて述べた文章」という意味です。
「論文」について更に詳しく
「論文」は、名詞として「論文を書く・書いた」「卒業論文」などと使われます。
「論」は「筋道を立てて述べる」「事の理非を述べたてる」という意味、「文」は「文字で書き記したもの」という意味、「論文」で「ものごとの是非を、筋道を立てて文字で書き記したもの」になります。
基本的に、形式は様々で、レポート用紙に記載されていることもあれば、パソコンからのプリントアウト、データ形式などがあり、冊子になっているとは限りません。
「書籍」とは?
「書籍」はしょせき」と読みます。
意味は、「文章・絵画などを印刷した紙の束を、とじ合わせて表紙をつけ、保存しやすいように作ったもの」です。
出版社が製本して、冊子・本として商品化したもののことです。
「書籍」について更に詳しく
「書籍」は名詞として「書籍を購入する・した」「書籍化」などと使われます。
「書」は「文字をかきしるす」「事柄をかきつけたもの」から転じて「本」「書物」という意味、「籍」は「竹の札に字を書いて保存したもの」から転じて「本」「書物」という意味、「書籍」で「事柄を書き付けた紙をとじて本にしたもの」になります。
基本的に、紙をまとめてつづり、製本化されているもので、雑誌と区別するために使われています。
ただし、最近では「電子書籍」など、データ化されたものもあります。
「論文」と「書籍」の違い!
「論文」は「ものごとの是非を、筋道を立てて文字で書き記したもの、形式はさまざま」です。
「書籍」は「事柄を書き付けた紙をとじて本にしたもの」です。
まとめ
今回は「論文」と「書籍」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。