「フロストガラス」と「すりガラス」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「フロストガラス」と「すりガラス」の違いとは?違い

この記事では、「フロストガラス」「すりガラス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フロストガラス」とは?

「フロストガラス」とは、透明なガラスに砂を吹き付け「すりガラス」にした後、フッ酸で表面を溶かし、「すりガラス」の傷をマイルドにしたものとなります。

フッ酸で表面を溶かしマイルドにすることで「すりガラス」に比べ透明感のあるガラスに仕上がります。

そのほか、汚れが付きにくい、濡れた場合でも透明度に大きな変化を及ぼさない、といった特徴があります。


「すりガラス」とは?

「すりガラス」とは、透明なガラスに砂を吹き付け作られたガラスになります。

日本では明治初期から普及している「すりガラス」

光が細かく乱反射する仕組みになっているため、真っ白に見える「すりガラス」

目隠し効果を期待し用いられるガラスになります。

ただし、表面が濡れることで、「すりガラス」の魅力である目隠し効果は薄れ見えやすくなってしまうデメリットがあります。

また、凹凸があることから汚れが付きやすく、一度付いた汚れは落ちにくいといったデメリットもあります。


「フロストガラス」と「すりガラス」の違い

「フロストガラス」「すりガラス」の違いを、分かりやすく解説します。

同じ目隠し効果を期待することのできる2種類のガラス。

透明なガラスに砂を吹き付け製造した「すりガラス」をフッ酸で表面を溶かしたガラスが「フロストガラス」となります。

「フロストガラス」「すりガラス」のデメリットを補うことができるガラスとも言え、「すりガラス」に比べ、メリットとなる点がたくさんあります。

例えば、「すりガラス」の場合、表面が濡れてしまうと目隠し効果は下がってしまいますが、「フロストガラス」の場合は、濡れても透明度に大きな変化はありません。

また、汚れにおいても、「すりガラス」に比べ、「フロストガラス」は付きにくく落としやすいといったメリットがあります。

まとめ

以上のことから、「すりガラス」を進化させたものが「フロストガラス」と言えます。

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