この記事では、「ピープロテイン」と「ソイプロテイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ピープロテイン」とは?
主に黄色えんどう豆から作られるタンパク質のことです。
「ピー」にはえんどう豆、「プロテイン」にはタンパク質という意味があります。
粉末状の製品として売られている「プロテイン」には、乳由来のカゼインとホエイ、大豆由来のものがあります。
乳製品や大豆はアレルギーを起こしやすいといわれていますが、えんどう豆はそれらに比べてアレルギーを起こしにくいとされています。
また、牛を育てたり、大豆を栽培したりするには、多くの水を必要とし、環境への影響が心配ですが、それに比べて、えんどう豆は環境への負荷が小さいです。
えんどう豆は必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
必須アミノ酸のメチオニンの含有量がやや少なめですが、他の食品から補うことができます。
「ソイプロテイン」とは?
大豆を原料にして取り出されたタンパク質のことです。
野菜や果物などの植物性食品は、肉や魚などの動物性食品に比べてタンパク質含有量が少ないのですが、大豆は植物性食品でありながらタンパク質を多く含有しています。
アミノ酸バランスがよく、必須アミノ酸をすべて含んでいます。
「ソイプロテイン」は、消化吸収の速度がゆるやかな特徴があります。
そのため、満足感が持続しやすいです。
また、大豆にはイソフラボンが含まれており、「ソイプロテイン」にもイソフラボンが含まれています。
「ピープロテイン」と「ソイプロテイン」の違い
「ピープロテイン」と「ソイプロテイン」の違いを、分かりやすく解説します。
植物性のプロテインである点は同じですが、原料が異なります。
前者はえんどう豆、後者は大豆を原料としています。
どちらも必須アミノ酸を含んでいますが、前者はややメチオニン含有量が少なめです。
また、原料が異なると味も異なり、どちらも特有の風味があります。
まとめ
原料が異なり、風味も異なります。
