初めての場所に行くときには、どのようにいったら良いのかの「経路」をまず調べますが、今はスマホのアプリですぐに解ります。
この「経路」とはどういう意味でしょうか。
同じような言葉の「往路」とどう違うのでしょうか。
この記事では、「経路」と「径路」の違いを分かりやすく説明していきます。
「経路」とは?
「経路」とは、ある場所から別の場所に行くために通る道順、あるいは交通機関の選択のことを表す言葉です。
徒歩や自動車などの場合は、どの方向に進み、どこで曲がるかということが含まれ、公共交通機関の場合は何に乗ってどこで乗り換えるかという情報になります。
「径路」とは?
「径路」とは、ある場所から別の場所に行く道、あるいは行くことを表す言葉ですが、元の場所に帰ってくることが前提になります。
つまり、「復路」に対する「往路」になります。
ただ、毎日の通勤などのように、帰ってくることが前提であってもこの言葉は使われず、交通機関などで「往復切符」や「往復料金」などが適用される場合に特に使われます。
「経路」と「径路」の違い
「経路」と「径路」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは何かに到達するために通る道という意味では同じ言葉ですが、根本的にその後の行動を含めて目的が違います。
「経路」の場合には、ただ単に、目的地として設定した場所に行くことが重要なので、到着した後はどうなるかはわかりませんが、「往路」の場合は、ある場所からある場所に行く際に、出発点にまた戻って来ることが前提で出発することになります。
また、「経路」にはどこを通るかの道順も含まれます。
まとめ
この記事では、「経路」と「径路」の違いを、解説してきました。
前述のように、今では目的地への「経路」は安い、早い、楽などの要素も考慮して簡単に検索することが出来ます。
しかし、それによって思ってもいない場所や人に会う機会が無くなっているかもしれません。