この記事では、「リポーター」と「レポーター」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「リポーター」とは?
問題が起きた現場にいち早く行き、当時居合わせた人や周囲に話を聞くため突撃するのが「リポーター」です。
日本では記者と呼んでいましたが、日本新聞協会に加盟する放送局でのニュース番組で活躍する人を「リポーター」と呼ぶのが一般的になりました。
また、新聞社でも現地へ赴き、どのような事件があったのかその真相に迫るべく聞き込みしたり、犯人と思しき者へ体当たりで話を聞く勇敢な行動が視聴者の目を引くわけです。
元々は内容を報告する者を指す言葉であり、子供からお年寄りまで幅広い年代の視聴者が覚えやすい呼び方になります。
「レポーター」とは?
現地の今を間違わずに、言葉を選んで伝えるのが「レポーター」です。
海外では英語で“reporter”と書いて「リポーター」と言うように、現在ではこの呼び方で統一されています。
新聞や雑誌協会に加盟する出版社でも原語により正確な「リポーター」と呼ぶのが一般化されているのです。
ただ、1980年代以前、日本人の間でローマ字のように「re」を「レ」と読む人が多く、高齢者を中心に「レポーター」と呼ぶ人が多い時代がありました。
現在でもその名残から使われている言葉です。
「リポーター」と「レポーター」の違い
「リポーター」と「レポーター」の違いを、分かりやすく解説します。
火事や洪水といった災害が起きた現場に行ったり、犯人がたてこもる店、横領事件が起きた前でその後の経過はどうなったか素早く視聴者に伝えるのが「リポーター」です。
今まさに犯人が逮捕された現場で堂々と伝えたり、突撃インタビューするなど積極的な行動が目につきます。
また、他にも流行について街の若者に話を聞いたり、新商品について口コミを集めるのも仕事です。
もう一方の「レポーター」は1980年前までメディアで使われていた言葉でしたが、現在は「リポーター」に統一され、テレビ、雑誌、ラジオでもこの呼び方が使われています。
まとめ
現在では「リポーター」を使うのが一般的となっていますので、確かめたい人はテレビや雑誌などで呼び方を調べてみるのも良い方法となるでしょう。