この記事では、「FP」と「税理士」の違いを分かりやすく説明していきます。
「FP」とは?
「FP」は「ファイナンシャルプランナー」を略した言葉です。
主にお金に関する相談を請負う「FP」。
ライフプランの相談から各種保険の相談、資産運用、税金などの相談を請負っています。
「FP」の場合、お金全般の相談を乗ることは可能ですが、税金において子罰の税額を計算する、具体的な税金対策を示すなどといった行為は行うことはできません。
「FP」として働くためには基本的に国家資格を取得する必要があります。
国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)」の資格を取得する必要があり、その中でも1級、2級、3級がある中、2級以上の資格取得が求められます。
「税理士」とは?
「税理士」は主に企業会計や財務諸表の作成作業に加え、「税理士」には「税理士」にしか認められていない独占業務があります。
主に税務代理や税務相談が「税理士」の独占業務にあたります。
いわば、税金に関するプロが「税理士」になります。
「税理士」として働くためには、国家資格となる「税理士試験」に合格したうえで2年間の実務経験を経て資格取得といった流れになります。
また、「税理士」の場合、必ず試験を受ける必要はなく、弁護士や公認会計士の資格を得ることで「税理士」の資格を得ることも可能です。
「FP」と「税理士」の違い
「FP」と「税理士」の違いを、分かりやすく解説します。
同じお金に関する専門家となる「FP」と「税理士」ですが、それぞれが専門とする業務内容及び独占業務に違いがあります。
「FP」は保険や資金計画を得意とし「税理士」は税金や企業会計を得意とします。
また、「税理士」のみに与えられた独占業務もあります。
それぞれの仕事を行うためには資格の取得が必要で、その難易度にも違いがあります。
「FP」の場合は勉強することで資格取得が可能になりますが、「税理士」の場合は試験に合格するまでに数年以上の勉強時間を要し、加えて実務経験を必要とする資格です。
そのため、「FP」に比べ非常に難易度の高い資格となります。
まとめ
「FP」と「税理士」には、以上のような違いがあります。
