髪の毛に関する言葉として「アッシュ」と「メッシュ」があります。
それぞれ何を意味する言葉でどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「アッシュ」と「メッシュ」の違いを解説します。
「アッシュ」とは?
「アッシュ」とは、「灰色」のことです。
「アッシュ」の使い方
物が燃え尽きるとどんどんと形が崩れていき最後には灰だけが残ります。
燃えた後に残る灰のような白と黒の中間色が「アッシュ」です。
グレーよりもくすみが強く明るさのない灰色を表す言葉で、ヘアカラーでは通常の黒髪よりも抜け感があり透明感と軽さがある色として人気を集めています。
寒色系でクールなイメージを与えますがそれほど冷たさはなく、黒髪からも大きくかけ離れていないため接客業などヘアカラーに制限のある職種でも認められやすいカラーです。
「メッシュ」とは?
「メッシュ」とは、「髪の毛の一部分だけ色を変えること」を意味する言葉です。
「メッシュ」の使い方
髪を染める時に全体を均一に染めるのではなく前髪や後ろ髪など一部分だけ色を変える染め方を指します。
アクセントとして効果を発揮するほか、目立たない場所だけカラーリングすることでさりげないおしゃれとしても楽しめます。
「アッシュ」と「メッシュ」の違い
「アッシュ」は「レッド」「ブルー」「ゴールド」などと同じ髪を染める色の種類を指す言葉で「メッシュ」は「ハイライト」「グラデーション」「インナーカラー」等と同じ髪の染め方を指す言葉です。
髪の一部分だけ灰色に染めれば「アッシュ」の「メッシュ」になります。
「アッシュ」の例文
・『髪の毛をアッシュに染める』
・『端正な顔立ちにアッシュヘアーがよく似合う』
「メッシュ」の例文
・『髪にメッシュを入れる』
・『一房だけメッシュで赤く染める』
まとめ
「アッシュ」と「メッシュ」はどちらも髪に関連する言葉ですが意味は全く違います。
それぞれの意味を正しく理解して使いましょう。