「臨床心理士」と「心理カウンセラー」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「臨床心理士」と「心理カウンセラー」の違いとは?違い

この記事では、「臨床心理士」「心理カウンセラー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「臨床心理士」とは?

心理系の資格のなかでもトップと言える資格が「臨床心理士」です。

国家資格ではないものの取得することが非常に難しい「臨床心理士」

「臨床心理士」の資格を取得するためには、はじめに、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院や専門職大学院で心理学を学ぶ必要があります。

つまり、大学卒業後、大学院に2年通うことになるため、合計6年間学校に通う必要があります。

その後、試験に合格することで、「臨床心理士」として働くことが可能になります。

試験には一次試験と二次試験があり、一次試験は、マークシートと論文記述の筆記試験。

二次試験は面接になります。


「心理カウンセラー」とは?

「心理カウンセラー」は、必ずしも資格がなければ名乗ることができないものではありません。

資格がなく、少し独学で心理学を学んだ人が「心理カウンセラー」と名乗っていることもあります。

「心理カウンセラー」になるために必要な学歴や試験などはありませんが、民間資格として「心理カウンセラー」があります。

特に大学や専門学校などに通う必要はなく、資格を発行している民間団体の通信講座などを受けることで比較的簡単に取得することが可能です。

そのため、資格取得までの期間も短く、費用もさほどかかりません。


「臨床心理士」と「心理カウンセラー」の違い

同じ、心理形の名前でも全く別物と考えるべきなのが、「臨床心理士」「心理カウンセラー」になります。

「臨床心理士」は国家資格ではないものの、専門の大学院を卒業する必要があるうえ、試験も一次試験、二次試験をパスしなければ名乗ることができない資格になります。

一方、「心理カウンセラー」の場合は、必ずしも資格がなければ名乗ることができないというものではなく、誰でも「心理カウンセラー」と名乗ることができるようなものとなります。

まとめ

以上のように、大きな違いのある「臨床心理士」「心理カウンセラー」になります。

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