「災難除け」と「厄除け」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「災難除け」と「厄除け」の違いとは?違い

この記事では、「災難除け」「厄除け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「災難除(さいなんよ)け」とは?

「災難除け」とは、「災難を避けること、及びそのために行われる祈祷、そのご利益があるお札」を意味する言葉です。

「災難」「思いがけず身に降りかかる不幸な出来事や災い、災厄、災禍」という意味を含める言葉になります。


「災難除け」の使い方

「災難除け」は名詞として使われています。


「厄除(やくよ)け」とは?

「厄除け」とは、「災難を取り払うことやその方法」を意味する言葉です。

「厄」「災い」「苦しむ」「厄年の略」という意味を含める言葉です。

「厄除け」の使い方

「厄除け」は名詞として使われています。

「災難除け」と「厄除け」の違い

まず、「厄除け」には3種類あります。

1つ目は古くより伝わる占術には厄年というものがあり、そのうちの大厄を「八方ふさがり」と呼びます。

この「八方ふさがり」は何をやってもうまくことが運ばない年とされ、この年に厄除けをすることを「八方除け祈願」と言うのです。

2つ目は古くより災いが多いとされる厄年に厄除けをすることを「厄除け祈願」です。

男性の場合は数えて25歳、42歳、49歳、60歳、女性は数えて19歳、33歳、37歳、60歳が厄年に当たります。

そして、3つ目は本人や家族に不幸な出来事が度重なって降りかかったときに、厄除けをすることを「災難除け」と呼びます。

「災難除け」の例文

・『最近、不幸な出来事が多いような気がするので災難除けをしてもらうことにした』

「厄除け」の例文

・『厄除けに好評な神社があるので、行ってみようと思う』

まとめ

「厄除け」とは「災難を取り払うことやその方法」を意味する言葉であり、主に3種類あります。

そして、そのうちの1種類で本人や家族に不幸な出来事が度重なって降りかかったときに厄除けすることが「災難除け」ということでした。

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