就職採用における選考面接として「役員面接」と「社長面接」があります。
2つの面接にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「役員面接」と「社長面接」の違いを解説します。
「役員面接」とは?
「役員面接」とは、「会社の役員が面接官を担当する面接」を指す言葉です。
「役員面接」の使い方
就職採用では選考の過程として会社の担当者が就職希望者と直に向き合い口頭で質問を交わすなどして人間性や能力を確かめます。
直接その人と向き合って人柄や能力を確認する作業のことを「面接」といい、一般的な企業の採用面接は段階があり何度かの面接を経て採用が決定します。
面接は段階が進むほど上の立場の人間が面接官になり、企業の役員が面接官になる面接を指す言葉が「役員面接」です。
「社長面接」とは?
「社長面接」とは、「会社の社長が面接官を担当する面接」を指す言葉です。
「社長面接」の使い方
会社の社長と向き合って行われる面接を意味します。
会社のトップと直接行う面接であり多くの会社でこの面接が就職試験における最後の試験です。
トップの肩書がCEOやゼネラルマネージャーなど社長ではないこともありますが、一般的には肩書を問わず企業のトップが直々に行う面接を指して「社長面接」と呼んでいます。
「役員面接」と「社長面接」の違い
「役員面接」と「社長面接」の違いは「担当者の地位」です。
「役員面接」は会社の役員が行う面接で「社長面接」は会社の社長が行う面接、という違いで区別されます。
役員は会社に複数存在するため面接官が複数いる場合もありますが、社長は会社に1人なので基本に1対1です。
選考面接に関して統一ルールはなく、社長は面接せず「役員面接」が最終面接になる場合もあれば「役員・社長面接」という形で役員と社長が一緒に面接することもあります。
「役員面接」の例文
・『次は役員面接だ』
・『なんとか役員面接までこぎつけた』
「社長面接」の例文
・『社長面接で大失敗してしまった』
・『社長面接に通過し採用された』
まとめ
「役員面接」と「社長面接」は面接相手の違いで区別されます。
採用選考における位置付けは会社ごとに違うので注意しましょう。