この記事では、「チャプチェ」と「マーボー春雨」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チャプチェ」とは?
チャプチェとは韓国料理の一種で、春雨と細切りにした牛肉や野菜を炒め合わせて甘辛く味付けした料理のことをいいます。
野菜には、タケノコやニンジン、タマネギ等を使用します。
また、シイタケやキクラゲ等のきのこ類を具材にすることもあります。
本場の韓国で使用する春雨はサツマイモから作られているので、緑豆やジャガイモを原料とする中国や日本の春雨よりも太いです。
チャプチェは、宴席などで振る舞われる前菜でした。
日本では韓国料理店などで提供されており、スーパーマーケット等でお惣菜としても販売されています。
「マーボー春雨」とは?
マーボー春雨とは、日本生まれの創作中華料理です。
食品メーカーの永谷園がマーボー春雨の素を販売したことで、広く知られるようになりました。
春雨と豚ひき肉、タケノコ、ピーマンなどを炒め合わせた料理になります。
永谷園では惣菜の素としてマーボー豆腐も販売しており、マーボー春雨と味は同じになっています。
中華料理には?蟻上樹(マーイーシャンシュー)というマーボー春雨に似た料理があり、日本ではマーボー春雨として提供していることもあります。
中華料理のマーボー豆腐と?蟻上樹は、全く別の料理です。
「チャプチェ」と「マーボー春雨」の違い
チャプチェは韓国料理ですが、マーボー春雨は中華料理が元になっています。
どちらも春雨が使われていますが、本場韓国のチャプチェにはサツマイモを原料とするタンミョンという春雨が使われます。
マーボー春雨に使われる春雨よりも太くモチモチとした食感です。
それから味付けにも違いがあり、チャプチェは醤油ベースの味付けでゴマ油の香ばしい香りがします。
マーボー春雨は、ピリ辛にになっています。
まとめ
チャプチェとマーボー春雨では、使用する春雨の種類や味付けなどに違いがあります。
