やることや仕事が多いことを表す言葉には「忙しい」や「ご多用」があります。
この記事では、「忙しい」と「ご多用」の違いを分かりやすく説明していきます。
「忙しい」とは?
「忙しい」とはすべきことや用事がとても多く暇がないことを表す言葉です。
「忙しい」はこれ以外にも性格などがせかせかしていて落ち着きがないことを表す時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「忙」は心を亡くすという意味から作られており、用事や仕事で余裕の心がないことを表します。
「忙しい」は英語で“busy”と書きます。
「忙しい」は「せわしい」と読むことが可能であり、せかせかした様子を表す言葉です。
「ご多用」とは?
「ご多用」とは「多用」を丁寧に表した言葉であり、相手が忙しい時や用事がたくさんある時に使います。
「ご多用」は相手が忙しい時にこれを慮って表現する言葉であり、仕事の場面でよく使われています。
この言葉は「ご多用のところ」のように使われており、目上の人や上司、取引先の相手などに使うことが可能です。
「忙しい」と「ご多用」の違い
この2つはどちらもやることや仕事が多いことを表す言葉です。
「忙しい」は形容詞であり一般的な会話から仕事の場面など幅広く使うことが可能です。
「ご多用」は名詞であり、相手の多忙を慮って表現する時に使います。
「忙しい」の例文
・『今は忙しいのでその話は後回しにしてください』
・『12月は何かと忙しい時期であり、仕事納めまで色々な作業をこなさないといけません』
「ご多用」の例文
・『ご多用のところ申し訳ないのですが、期限までに規定の書類を提出してください』
・『ご多用やご多忙は色々な会話や文章で使う言葉なので、使い分けをしっかり覚えましょう』
まとめ
「忙しい」や「ご多用」はやることや仕事が多いことを表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「ご多用」は謙譲語であり仕事の会話やメールの文章などに使われています。