この記事では、「ビビる」と「ビクビクする」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ビビる」とは?
大きな音がしたとき、驚いた人がびっくりした感情を表すのが「ビビる」です。
大きな振動音が鳴り響いたとき、人は激しく動揺するその気持ちをカタカナで分かりやすく伝えます。
元々は大きな鐘を打ったとき、衝撃により辺りに音が鳴り響くといったところからこの振動音が生まれました。
このような意味から、いかに自分が衝撃を受けて心が揺れるかに焦点を当てている言葉です。
「ビクビクする」とは?
酷く動揺するほど怖い出来事が起きたとき、「ビクビクする」と胸が震える気持ちを伝えます。
例えば、深夜窓の外から女性の悲鳴が聞こえて恐怖に包まれたり、事故に遭遇したときの気持ちを表すのです。
主に、これから起きるであろう恐ろしい出来事に恐怖心を持った人の気持ちを表します。
「すごくビクビクする」といえば、胸の鼓動が抑えられないほど怖い気持ちが伝わる言葉です。
「ビビる」と「ビクビクする」の違い
ここでは「ビビる」と「ビクビクする」の違いを、分かりやすく解説します。
先輩に呼ばれて大きな声で威嚇されたとき、気持ちが酷く動揺するときの感情を「ビビる」といいます。
また、不良に絡まれたとき震え上がる状態を若者の間で「ビビる」といって表すのです。
もう一方の「ビクビクする」は、これから起こるであろう恐ろしいことを想像するだけで震え上がる人の気持ちを伝えます。
「車の通りが多くてビクビクする」といった使い方ができる言葉です。
「ビビる」の例文
・『電車の中で不良に絡まれている男性を見てビビる』
・『野球のボールが顔に当たりそうになってビビる』
「ビクビクする」の例文
・『車にビクビクする子猫を抱えて保護すると泣き止んだ』
・『教師にビクビクする生徒たちは反論できなかった』
まとめ
人が驚くときの感情を表すために使う言葉ではありますが、どのように使うかに目を向けて、しっかり使い方を学んでみるといいでしょう。