この記事では、「UXデザイナー」と「UIデザイナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「UXデザイナー」とは?
UXデザイナーとは、ユーザーが製品やサービスに触れた際に心地よいと感じてもらえるデザインを作る職業のことをいいます。
UXは「User Experience(ユーザー・エクスペリエンス)」の略で、ユーザーが得られる体験のことを表しています。
ユーザーがその製品やサービスを使い、ワクワクするような楽しさや心地よさを構築するのがUXデザイナーです。
「UIデザイナー」とは?
UIデザイナーとは、ユーザーにとって使いやすい画面のデザインを作る職業のことをいいます。
UIは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で、ユーザーとの接点を表しています。
例えばインターネットサイトではメニューバーやボタンはユーザーが直接触れる部分ですが、見にくい場所に配置されていたり文字が小さすぎたりすると分かりにくくなってしまいます。
UIデザイナーは、ユーザーにとって使いやすいようにボタンの大きさや配置を決めたり色や文字の大きさを決めたりします。
「UXデザイナー」と「UIデザイナー」の違い
UXデザイナーはユーザーが得る体験そのものをデザインする仕事で、その中にはユーザーにとって使いやすいかどうかというUIも含まれています。
UXデザイナーは幅広い分野をカバーする仕事で、その中のUIを作り出すことに特化しているのがUIデザイナーになります。
UXデザイナーは単に使いやすいというだけではなく、楽しさや心地良さを追求します。
UIはUXの一部なので、UXデザイナーとUIデザイナーの仕事が重なる部分もあります。
日本では明確に区別されているわけではなく、仕事の境界は曖昧です。
まとめ
UXデザイナーはユーザーにとって楽しさや心地よさを作り出す仕事で、UIデザイナーは使いやすさを作り出す仕事です。
