この記事では、「4気筒の音」と「6気筒の音」の違いを分かりやすく説明していきます。
「4気筒の音」とは?
「4気筒の音」とは、「シリンダー(金属製の筒)が4本ついている自動車のエンジンが出す音」のことを意味しています。
4気筒エンジンは普通車に多いエンジンですが、一般的に気筒の数が多くて排気量が大きいほど大型車・高級車(ハイパワーな車)になります。
6000rpm(一分あたりの回転数)でエンジンを回しているときの音は、「約200Hz」になります。
「6気筒の音」とは?
「6気筒の音」とは、「シリンダー(金属製の筒)が6本つながれている自動車のエンジンが出す音」のことを示しています。
6気筒エンジンはある程度の排気量(2. 0〜3. 0L以上)がある大型車・スポーツカーに多いエンジンになります。
6気筒エンジンを6000rpm(一分あたりの回転数)でエンジンを回しているときの音は、「約300Hz」になります。
「4気筒の音」と「6気筒の音」の違い
「4気筒の音」と「6気筒の音」の違いを、分かりやすく解説します。
「4気筒の音」と「6気筒の音」を単純に「6000rpmの回転数における音の高さ」で比較した場合には、「4気筒の音=約200Hz」、「6気筒の音=約300Hz」の違いがあります。
この音の高さの違いは「半オクターブの違い」に相当します。
数字の上では、同じ回転数である前提では「6気筒の音」のほうが「4気筒の音」よりも大きくて高い音になります。
ただし、「半オクターブの違い」は人間の耳で聞き分けることは難しい違いになります。
さらに、ちょっとでも4気筒エンジンの回転数が6気筒エンジンよりも大きくなれば、「4気筒の音のHz数」が上がるので聞き分けることはかなり困難になります。
まとめ
この記事では、「4気筒の音」と「6気筒の音」の違いを分かりやすく説明しましたがいかがでしたか。
一般的にシリンダー数が多い「6気筒の音」のほうが、回転数が同じならHz数が多くなり甲高く響く音になる違いがあります。
ただし、人間の耳では「4気筒の音」と「6気筒の音」の半オクターブの違いを聞き分けることは難しい場合も多いでしょう。