この記事では、「鶏ムネ肉」と「鶏モモ肉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鶏ムネ肉」とは?
鶏の胸辺りにある肉が「鶏ムネ肉」になります。
この場所、鶏が良く動かす場所になるため、非常に引き締まった肉質の肉になります。
脂肪分が少なくタンパク質が豊富な「鶏ムネ肉」。
加えて、糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変える作用を行うことができるナイアシンまで多くなっています。
そのため、ダイエット中の人やタンパク質を多く摂取する必要のあるアスリートなどにお勧めの部位になります。
「鶏ムネ肉」の食感は脂肪分が少ないことから、少しパサついた感じになります。
味も淡白でサッパリ。
この点を活かし「鶏ムネ肉」は、煮込み料理やスープ料理、蒸し料理などに適しています。
「鶏モモ肉」とは?
鶏の脚からももの付け根にかけある肉が「鶏モモ肉」になります。
この場所は筋肉が多く、肉は赤身で噛み応えのある肉になります。
筋肉が多い場所ですが、適度な脂肪分のある「鶏モモ肉」。
タンパク質やビタミンB2、鉄分が多く含まれています。
食感はジューシーで、この点を活かし、唐揚げやチキンステーキ、煮物料理など、様々な料理の材料として使用することが可能です。
「鶏ムネ肉」と「鶏モモ肉」の違い
同じ「鶏肉」でも、場所によって呼び方や栄養素、食感などが異なる「鶏ムネ肉」と「鶏モモ肉」。
「鶏ムネ肉」は鶏の胸辺りにある肉で、「鶏モモ肉」は鶏の脚からももの付け根にかけある肉といった違いがあります。
そのため、それぞれが持つ栄養素にも違いがあり、「鶏ムネ肉」の方が「鶏モモ肉」よりも脂肪分が少ないため、ダイエット中の人やアスリートの人にお勧めです。
また、食感にも違いがあり、「鶏ムネ肉」は、どうしても、パサつきが気になってしまうことがあります。
そのため、パサつきが気になる人には「鶏モモ肉」の方がお勧めです。
まとめ
以上のように、鶏のどこにある肉かという違いで、様々な違いのある「鶏ムネ肉」と「鶏モモ肉」になります。