この記事では、「区別」と「区分」の違いを分かりやすく説明していきます。
「区別」とは?
「区別」には、あるものと別のあるものとが違っていると判断し分けること、といった意味があります。
例えば、ゴミの「区別」です。
ゴミの「区別」を行う際、再生可能な資源物、可燃ごみ、に分けること。
これら、「区別」です。
「区別」の「別」には、一緒でないこと。
それぞれ違っていること。
といった意味があります。
そのことから、異なる様々なものを分けることを「区別」と言います。
「区別」を用いた言葉には、「区別所有」や「善悪の区別」、「公私の区別」などがあります。
「区分」とは?
「区分」には、区切ってわけること、設けられた基準によって全体をいくつかに分けること、分けたもの、といった意味があります。
例えば、大きな土地を設定された基準によって、いくつかに分けた場合、これは、土地を「区分」したことになります。
「区分」の「分」には、分ける、といった意味があります。
そのことから、「区分」を用いた言葉には、「区分所有者」や「品質区分」、「市場区分」などといった言葉がありあす。
「区別」と「区分」の違い
「区別」には、あるものと別のあるものとが違っていると判断し分けること、といった意味があります。
そして、「区分」には、区切ってわけること、設けられた基準によって全体をいくつかに分けること、といった意味があります。
「区別」は、AとBとのものに違いがあることを認め分けることを意味しますが、「区分」は、全体Cを基準などを踏まえ、AとBに分けることを意味するといった違いがあります。
「区別」の例文
・『子どもには良いことと悪いことを区別できる人間になってほしい』
・『住んでいる地域によって、しっかりとゴミは区別し処分する必要があります』
「区分」の例文
・『もともと、大きかった土地を4つに区分し販売することになりました』
・『結果に応じて、主に3種類に区分する』
まとめ
「区分」と「区別」の違いは以上です。