この記事では、「ゴーヤ」と「白ゴーヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴーヤ」とは?
ウリ科ツルレイシ属の植物の一種です。
ツルレイシ、にがうりとも呼ばれています。
原産地は東インド、熱帯アジアです。
日本での主な産地は沖縄県、宮崎県、鹿児島県で、5月から9月にかけて多く出回ります。
一般的に出回っているものは緑色をしています。
皮の表面はイボで覆われています。
緑色のものは未熟な状態で収穫をしています。
収穫せずにそのままにしていると、皮が黄色くなり、さらに熟すと中の種子の周りに赤いゼリー状のものができてきます。
赤いゼリー状のものは食べることができ、甘みがあります。
栄養素としては、ビタミンCとカリウムが豊富です。
独特の苦みがあり、これはモモルデシンという成分によるものです。
「白ゴーヤ」とは?
ウリ科ツルレイシ属の一種です。
皮が白色をしています。
ホワイトアスパラガスは、栽培中に日光に当てないようにして白色にしています。
「白ゴーヤ」は日光に当てないようにして白くしているのではなく、このような品種でもともと皮が白いです。
緑色の「ゴーヤ」に比べてイボが滑らかで、苦みが少ない特徴があります。
緑の「ゴーヤ」もそうですが、「白ゴーヤ」にも実が丸みを帯びたものや細長いものがあります。
皮が黄色くなっていたり、中が赤くなっているものは、熟してから収穫をしています。
熟すと苦みとみずみずしさが減ります。
「ゴーヤ」と「白ゴーヤ」の違い
「ゴーヤ」と「白ゴーヤ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ゴーヤ」という場合は、一般的には皮が緑色のものを指します。
皮が白色のものが「白ゴーヤ」です。
栽培方法や収穫時期などの違いで皮の色が違うのではなく、品種が異なります。
どちらにも苦みがありますが、「白ゴーヤ」の方がやや苦みが弱いです。
まとめ
品種が異なり、皮の色が違います。
苦みの強さにも違いがあり、「白ゴーヤ」の方が苦みが弱いです。