この記事では、「イノセント」と「イノセンス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「イノセント」とは?
無邪気な表情や動きを見せる人を「イノセント」といい、自分が放つ言葉に対して罪がないと思うのです。
ある意味天真爛漫で可愛らしいと思わせますが、その悪気のない表情は大人気ないようにも見えます。
英語では“innocent”と書き、まだ物の考え方が定まらないため、柔軟な考え方ができる子供を「イノセントな感性」と褒めるわけです。
「イノセンス」とは?
自分には罪がないという意味で使われているのが「イノセンス」です。
英語では“innocence”と書き、「イノセンス」と読み、犯罪の容疑者に間違われて問い詰められたとき、まったく関わっていない気持ちを伝えます。
また、実際に盗んではいない、暴力を振るってはいないとき、無実である事実を伝えたいときも使う言葉です。
このようなところから、経験がない状況や、うぶである人間に対して「イノセンスな人だ」と伝えます。
「イノセント」と「イノセンス」の違い
「イノセント」と「イノセンス」の違いを、分かりやすく解説します。
経験がないからこそ柔軟に発想することを「イノセント」といいます。
恋愛経験が少ない人を「イノセントな愛情表現する」といって、うぶながら相手に対して強く、深い愛をぶつける人の行為を表すのです。
もう一方の「イノセンス」は、経験がないだけ物事をすぐに信じてしまう知識に乏しい人に対して使います。
また、人を傷つけたり、事故を起こしていないと感じる人に対して「彼はイノセンスと感じる」と法律的に反する行為はしていないと伝えられる言葉です。
「イノセント」の例文
・『英国男性と掲示板を通して、イノセントな恋愛を楽しむ』
・『彼女のイノセントな物の考え方に惹かれて結婚した』
「イノセンス」の例文
・『弟はイノセンスで可愛いが、人を疑わないところが困る』
・『30歳になってもイノセンスな姉は男性の心をくすぐる』
まとめ
とても似ている言葉を2つ取り上げましたが、少し使い方に違いがあります。
言葉の意味をもう少し理解する努力して、うまく使い方に工夫してみましょう。