手紙や通信する時に使う言葉には「往信」や「返信」があります。
この記事では、「往信」と「返信」の違いを分かりやすく説明していきます。
「往信」とは?
「往信」とは自分の方から出す通信を示す言葉であり、返事を求める目的で出すのが特徴です。
「往信」は手紙や電気的な通信など様々なものがあり、現代では返事をすぐに出せるシステムも多く存在します。
「往信」には色々な方法がありますが、手紙などで目上の人に出す場合には適切な挨拶文や敬語を使うことが必要になります。
「返信」とは?
「返信」とは受け取った手紙や情報に対して返事することを示す言葉です。
「返事」は手紙で送るものから、現代では電子メールやSNSのリプライなど簡単に送信することが可能になりました。
ビジネスシーンではこれらの「返信」に対して正しい敬語や挨拶を使うことが重要視されており、マナーの一環として最初に学ぶ人は多く存在します。
「往信」と「返信」の違い
「往信」は返事を求めるために出す手紙や通信を示す言葉であり、「返信」は手紙や通信を受け取った後に出す返事を示す言葉です。
どちらの場合も立場や相手によって言葉遣いや敬語を適切に使う必要があります。
往復はがきには「往信用はがき」と「返信用はがき」の2つがセットになっており、「返信」時には「往信用はがき」の部分を切り取って送ります。
「往信」の例文
・『往信の手紙を書いていました』
・『上司に往信の手紙を書いているのだが、敬語表現が難しくて苦戦しています』
「返信」の例文
・『返信はがきに参加する旨を送りました』
・『メールの返信は素早くやった方が安心です』
まとめ
「往信」は返事を求めて出す手紙や情報を示す言葉であり、これを受け取った後に出す返事は「返信」と呼ばれます。
少し前の時代は手紙のやり取りが中心でしたが、現代では電子メールを使って即時に「往信」や「返信」することが可能になりました。