世界中で人気の肉料理と日本独自の進化を遂げた肉料理の違いとは?
この記事では、「ミートボール」と「ハンバーグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミートボール」とは?
古くから知られていたのはスウェーデンが発祥の肉料理だという事でしょう。
諸説はあるもの近年ではトルコ料理をアレンジした説も有力になっている様です。
スウェーデンの「ショットブッラル」はミートボールにクリームソースをかけリンゴンベリージャムを添えたもの。
レシピとしてはシンプルなため、様々な国で「ミートボール」を使った料理が存在します。
お隣フィンランドではブラウンソース、そして国民食とも言える「ミートボールスパゲティ」のあるアメリカではトマトケチャップが定番。
また「ミートボール」本体にも黒胡椒やオールスパイスを使うなどシンプルな料理ゆえの違いが見られます。
「ハンバーグ」とは?
日本の洋食メニューの1つとして海外からの旅行客に人気なメニューの1つと言っていいでしょう。
米国やカナダ、北米圏からの来訪者にはハンバーガーのパティだけを食べる習慣がないため、驚きの目で見られるそうです。
原型はドイツ発祥の肉料理「ハンブルグステーキ」ですが、アメリカ経由で日本に定着。
1962年「マルシンハンバーグ」1970年「イシイのチキンハンバーグ」1976年「バーガーヘルパー」と現在も販売されているロングセラー商品により簡単に食べれて作れる料理へと進化を遂げていったのは言うまでもないでしょう。
「ミートボール」と「ハンバーグ」の違い
「ミートボール」と「ハンバーグ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は挽き肉をつなぎと合わせて丸く成形したものの総称と言っていいでしょう。
シンプルがゆえに各地に土着化し様々な名称かつアレンジがされています。
一方で「ハンバーグ」はドイツ発祥アメリカ経由で日本で独自の発展進化を遂げたと言って構いません。
日本では多様化により「ハンバーグ」は肉以外の素材も使われるのは至極当然になりました。
有名なところでは「イワシハンバーグ」や「豆腐ハンバーグ」が挙げられるでしょう。
まとめ
「ミートボール」はシンプルな名称だけに世界中で類似料理が多く存在。
その違いは主に香辛料、つなぎ、ソースの三種類だと言えるでしょう。
挽き肉が使われ肉がメインの料理です。
「ハンバーグ」はドイツ発祥アメリカ経由日本で進化発展したジャパナイズな洋食だと言えるでしょう。
多様化により肉ではなく野菜・豆腐・魚がメインの「ハンバーグ」も日本では珍しくはありません。