「器具」と「用具」の違いとは?分かりやすく解釈

「器具」と「用具」の違いとは?違い

この記事では、「器具」「用具」の違いを分かりやすく説明していきます。

「器具」とは?

「器具」「きぐ」と読みます。

意味は、「簡単な構造の器械や道具」です。

ある作業をする為に使う、手で扱う形のある物のことを表します。

電動式のものもあれば、手動式のものもあったり、工房や医療、実験などで使う様々な物を表します。


「器具」の言葉の使い方

「器具」は名詞として「器具を揃える」「器具備品」「暖房器具」などと使われます。

「器」「いれもの」「道具」「心の広さ」「内臓」という意味、「具」「揃っているもの」「備え付けて使うもの」「くわしい」という意味、「器具」「備え付けておき、目的に応じて使う簡単な構造の道具」になります。


「用具」とは?

「用具」「ようぐ」と読みます。

意味は「あることをする為に使う、それ専用のもの」です。

ある行動をする為に必要な、様々な物のことです。

行動の主旨や目的により実に様々なものを表す言葉です。

「用具」の言葉の使い方

「用具」は名詞として「用具入れ」「体操用具」「筆記用具」などと使われます。

「用」「もちいる」「つかう」「役立てる」「はたらき・ききめ」「しなければならない仕事」「必要な金銭や品物」「使いみち」という意味、「具」「揃っているもの」「備え付けて使うもの」「くわしい」という意味、「用具」「役立てる為に揃えるもの」になります。

「器具」と「用具」の違い

「器具」「備え付けておき、目的に応じて使う簡単な構造の道具」です。

「用具」「役立てる為に揃えるもの」です。

「器具」の例文

「器具」の例文は以下の通りです。

・『照明器具を取り付ける』
・『医療器具を消毒する』
・『暖房器具を片付ける』

「用具」の例文

「用具」の例文は以下の通りです。

・『筆記用具を持参する』
・『スキー用具一式をレンタルする』
・『ボールを用具部屋にしまう』

まとめ

今回は「器具」「用具」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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