この記事では、「ナタデココ」と「ココナッツ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナタデココ」とは?
ナタデココとは、ココナッツウォーターに酪酸菌の一種であるナタ菌を入れて発酵させゲル化した食べ物のことをいいます。
歯ごたえがある独特の食感が特徴で、フィリピンの伝統的な食べ物です。
元々は、パイナップルのから作られるナタデピーニャの代わりとして作られました。
ナタデココはスペイン語の「nata de coco」をそのまま日本語読みした言葉で、「nata」は液体表面の上澄みの被膜を表しています。
「coco」はココナッツになります。
フィリピンでは、ハロハロというデザートの上にのせたりして食べます。
日本でもナタデココを使ったスイーツやヨーグルトが販売されています。
「ココナッツ」とは?
ココナッツとはココヤシの果実で、ヤシの実と呼ばれることもあります。
果実は分厚い殻に包まれていて、その中に種子があります。
ココナッツの果実にはココナッツウォーターと呼ばれる液体が蓄えられていて、ジュースとしてそのまま飲んだりナタデココに加工したりして食べられています。
また、種子の内側の固形胚乳から作られるココナッツミルクは、東南アジアを中心に様々な料理で使われる食材です。
それから成熟した果実の胚乳から作られるヤシ油もあります。
「ナタデココ」と「ココナッツ」の違い
ナタデココは、ココナッツに含まれるココナッツウォーターから作られる食べ物です。
ナタデココはカロリーが低く、食物繊維も豊富なので健康食材として人気があります。
ココナッツは、ココナッツジュースやココナッツミルクなどにしてそのまま飲んだり料理などに使われます。
ココナッツジュースは栄養価が高く、飲む点滴と呼ばれることもあります。
ミネラルが豊富に含まれています。
まとめ
ココナッツに含まれているココナッツウォーターから作られるのがナタデココです。