この記事では、「クラッシュデニム」と「ダメージデニム」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「クラッシュデニム」とは?
かなり激しく傷加工したパンツを「クラッシュデニム」といいます。
色を落とす加工に加えて、大きく傷をいくつも付けてワイルドさを表したものから、グラデーションのように色を落とし、長方形に穴を開けて、そこに違う色のデニムの切れ端をあてがって縫い付けるものも揃うわけです。
また、膝から下にかけて大きく穴が開いていたり、横に切って違う太さのデニムを縫い付けて、左右の長さを同じにするといった個性的なダメージフェイクなもので格好良く決められます。
また、先がつぼまったアングル丈のパンツは全体的に細みなところがお洒落で、色落ちに膝の引っ掻き傷がより一層クールな印象に見えると選ばれるところです。
「ダメージデニム」とは?
デニムにあえて傷加工したものを「ダメージデニム」といいます。
太ももや膝下に穴を開けて色っぽさを出してみたり、引っ掻き傷をつける、洗って少し色を落とし、何度も穿いた感を出して少しだけワイルドさを出したいと思う人に最適です。
なかには裾がかなり広がったパンタロン風のデニムがあり、膝から下にかけて横にいくつも傷を付けて野生的な印象を表現したものがあります。
まさに、引き裂かれたという意味がある“Ripped Denim”(リップドデニム)に相応しい見た目が魅力のカジュアルさを遊べるパンツです。
「クラッシュデニム」と「ダメージデニム」の違い
「クラッシュデニム」と「ダメージデニム」の違いを、分かりやすく解説します。
衝突して痛手を追ったとき服が切れたり、色が落ちたような衝撃を受けて裂けてしまったダメージを表したのが「クラッシュデニム」です。
金属ブラシで表面を擦ったり、鑢【やすり】を使ってワイルドさを出すといった加工を取り入れて、「ダメージデニム」よりも大きな穴を開けます。
色も落ち、石で激しく傷を付けるといった演出ではっきり個性を主張できるパンツになるのです。
穴あきや特殊な薬で色を落とした「ダメージデニム」はまるで長い間穿いて色落ちしたり、穴ができたところを格好良く演出したパンツを指します。
摩擦で擦れたような傷や、劣化を再現するところが普通のデニムでは味わえない格好良さでもあるわけです。
スリムからパンタロンまで太さにも色々あり、Tシャツやタンクトップ、派手な柄のシャツに合わせれば素敵なコーデができます。
まとめ
デニム素材は同じですが、色落ちや穴の大きさ、傷の付け方などに違いがあります。
デニムを売る店や画像などで異なる点を見比べてみるといいでしょう。
