「中綿入りブルゾン」と「ダウン」の違いとは?分かりやすく解釈

「中綿入りブルゾン」と「ダウン」の違いとは?違い

寒い季節に着る防寒用の上着として「中綿入りブルゾン」「ダウン」があります。

この2つはどのような違いで区別すればいいのでしょうか。

今回は、「中綿入りブルゾン」「ダウン」の違いを解説します。

「中綿入りブルゾン」とは?

「中綿入りブルゾン」とは、「中に人工綿が詰まった短い丈の上着」です。


「中綿入りブルゾン」の使い方

上半身用の衣類のうち一番上に着る上着で短い丈のものを総称して「ブルゾン」といいます。

本来は裾を絞ったシャツの一種を指す言葉ですが一般的には短い丈の上着の総称として用いられている呼び方です。

ブルゾンは比較的暖かい季節に着る薄い生地を使用したものから寒さの厳しい季節に着用する防寒性に優れたものまでさまざまな種類が存在します。

「中綿入りブルゾン」は生地の内側にポリエステルなどの化学繊維で作られた人工の綿が詰まった防寒性に優れたブルゾンです。


「ダウン」とは?

「ダウン」とは、「水鳥の胸の毛が詰められた上着の総称」です。

「ダウン」の使い方

水鳥の胸の毛はたんぽぽの綿毛のようにふわふわしていて柔らかく大量の空気を含む性質を持つことから優れた断熱材として利用できます。

羽毛とは違い芯軸がないため非常に軽く、優れた防寒性を持つ高級防寒着に用いられています。

水鳥の胸の毛を使った防寒着の総称が「ダウン」です。

本来は水鳥の胸の毛そのものを指す言葉で水の胸の毛を使ったジャケットを「ダウンジャケット」水鳥の毛を使ったコートを「ダウンコート」といいますが、そのような水鳥の胸の毛や水鳥の羽毛で作られた衣料品を総称して「ダウン」といいます。

「中綿入りブルゾン」と「ダウン」の違い

「中綿入りブルゾン」「ダウン」の違いは「素材」です。

どちらも内側に寒さを防ぐ詰め物を詰めた上着ですが化学繊維で作られた人工綿を使っているのが「中綿入りブルゾン」で、水鳥の毛を使っているのが「ダウン」という違いで区別されます。

「中綿入りブルゾン」は丈の短い上着のみを出すのに「ダウン」はさまざまな形状の上着を含むという違いもあります。

まとめ

「中綿入りブルゾン」「ダウン」中に詰まっているのが人工の綿か天然の羽毛かの違いで区別されます。

防寒製や着心地にも違いがあるので正しく区別してください。

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