この記事では、「浴びる」と「受ける」の違いを分かりやすく説明していきます。
「浴びる」とは?
主に上から注がれたものを勢いよく身体に受けるときに使用する言葉です。
例えば、「シャワーを浴びる」「ひと風呂浴びる」「浴びるほど酒を飲む」などです。
また、細かいものや光などを全体に受けるときにも使います。
例えば、「車の舞い上げた土ぼこりを浴びる」「砲火を浴びる」「夕日を浴びる」などです。
さらに、感情的な言葉や質問などを続けざまに受けるときにも使います。
「受ける」とは?
一般的に何かを身に受けるという意味で使われる言葉です。
また、打撃となるような行為を受けるときにも使います。
例えば、「強烈な一発を受けて倒れる」「非難を受ける」「責任を受ける」などです。
さらに、何かを得るときや、何かに影響を受けるときにも使います。
「浴びる」と「受ける」の違い
「浴びる」と「受ける」の違いを、分かりやすく解説します。
「浴びる」と「受ける」という言葉は、どちらも何かを身に受けるという意味がありますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「浴びる」は、水や光などを勢いよくからだに受けたり、全体に受けたりすることを表します。
その一方で、「受ける」は、何かを受動的に受け入れたり、影響を受けたりすることを表します。
「浴びる」の例文
・『ランニングした後に、シャワーを浴びると、とても気持ちが良い』
・『彼はいつも浴びるほど酒を飲む』
「受ける」の例文
・『今回の試験を受けるにあたって、事前に資料をきちんと熟読してください』
・『歯の調子が悪いので、治療を受けることにした』
まとめ
「浴びる」と「受ける」は、どちらも何かを身に受けるという意味がありますが、使い方に違いがあります。
「浴びる」は、水や光などを全身に受けることを表します。
その一方で、「受ける」は、影響や刺激などを受けることを表します。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
