この記事では、「ネイリ」と「カンパチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ネイリ」とは?
「ネイリ」とは、「高知県におけるカンパチの幼魚の呼び名」です。
高知県には様々なカンパチの呼び名があり、幼魚は「ネイリ」の他、「アカ」や「ネイリコ」、小型魚は「ネイリ」、「シヲ」、「チギリキ」、「チギ」、中型魚は「ネイリ」、「アカハタ」、「ニイリ」、「ネイリ」、大型魚は「ガタ」、「コシヲ」、「シヲ」、「ソジ」、「チギリキ」、超大型魚は「アカハナ」、「オーシヲ」、「シヲ」などと呼ばれています。
「カンパチ」とは?
「カンパチ」とは、「スズキ目アジ科に属する魚類の一種」であり、漢字では「間八」や「環八」と表記されます。
全世界の熱帯海域、温帯海域に広く分布しており、日本では東北地方より南に分布が見られます。
摂氏20度から30度が最も成長に適した水温とされ、32度以上や15度以下では成長が抑制されてしまい、13度以下で死亡に至るそうです。
「カンパチ」は東京での呼び名であり、正面から見たときに目の上の斜め帯が漢数字の「八」に見えることに因んで名付けられました。
ほか、関西地方では「シオ」や「アカバナ」、三重県では「モジャコ」や「シオ」、島根県では「アカヒラ」、「アカビラ」、「アカバリ」、「アカバ」、「アカバナ」、「アカハ」、徳島県では「シオウ」、「愛媛県」では「ネウ」、「ネレ」、福岡県では「ネリ」や「ネリゴ」、鹿児島県では「ネゴ」、「ソージ」、「アカバラ」、沖縄県では「アカバー」、「ウチムル」、「ウチムルー」など地方ごとに様々な名前で呼ばれています。
「ネイリ」と「カンパチ」の違い
スズキ目アジ科に属する魚類の一種が「カンパチ」であり、主にその「カンパチ」の幼魚の呼び名が「ネイリ」です。
ほか、小型魚や中型魚などを指して「ネイリ」と呼ばれるケースもあるようです。
まとめ
高知県における「カンパチ」の幼魚の呼び名が「ネイリ」ということでした。