「アップルマンゴー」と「キーツマンゴー」の違いとは?分かりやすく解釈

「アップルマンゴー」と「キーツマンゴー」の違いとは?違い

より美味しいのはどちら?この記事では、「アップルマンゴー」「キーツマンゴー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アップルマンゴー」とは?

いわずとしれた定番中の定番で果実がリンゴの様に赤くなる種類の総称になります。

基本的には「アーウィン」種及び派生品種が日本国内生産の大半を占めます。

生産量は沖縄県がトップですが、宮崎県産の「ブランドマンゴー」である『太陽のタマゴ』が知名度としては上回ると言っていいでしょう。

サイズは400〜500gで樹で完熟させて落下したものを収穫します。

6〜8月が出荷時期にあたり、台湾やメキシコ、ブラジルと輸入国を変えて現在は一年中その味を楽しめると言っていいでしょう。


「キーツマンゴー」とは?

ミカンやバナナなど一般的な果物の果実が緑色なもの=未成熟だと思う方が一般的だと思われます。

店頭で売られている一般的なイメージのマンゴーとはほど遠い色であるのが「キーツマンゴー」です。

果実は緑色ですが熟してもその色に変化は見られません。

ラフランスなどと同様に収穫してから追熟させるのが特徴的。

マンゴー生産量日本一の沖縄県でも生産量は約一割の希少品種になります。

輸入品はいわゆる「グリーンマンゴー」であり、同じケイト種のものです。


「アップルマンゴー」と「キーツマンゴー」の違い

「アップルマンゴー」「キーツマンゴー」の違いを、分かりやすく解説します。

「アップルマンゴー」はアーウィン種の果実が赤い品種の総称です。

国内生産量の97%が該当します。

一方の「キーツマンゴー」はケイト種で熟しても色は基本的に緑色、完熟すると若干黄身がかる事もあります。

前者はいわゆる「完熟マンゴー」の名前で販売される事もあり、樹熟させて地上に落ちたものを収穫。

国内産は6〜8月出荷ですが、同時に台湾、追って季節をずらしてメキシコ、ブラジル産が輸入されます。

これにより1年中「アップルマンゴー」は入手可能だと言っていいでしょう。

後者は基本的に国内産は150トン程度。

8月の限られた時期に収穫しますが、追熟させなくてはいけません。

サイズは大きいものでは「アップルマンゴー」の3倍以上になります。

「グリーンマンゴー」として輸入されるものもありますが、それも秋までです。

まとめ

「アップルマンゴー」は国内産の97%を占める皮が赤くなるアーウィン種とその派生品種の総称。

出荷過程で完熟している事もあり「完熟マンゴー」の名前で売られている事も多いと言えるでしょう。

「キーツマンゴー」はケイト種の熟しても色がほとんど変わらない緑色のマンゴーです。

収穫してから追熟させる必要があり、限られた時期しか収穫できない希少性の高いマンゴーだと言っていいでしょう。

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