この記事では、「重湯」と「おかゆ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「重湯」とは?
重湯は、おもゆと読むのが正解な事です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る様に、大切で中心になっている事やおもい等の意味を持っている重の漢字に、熱が加えられた水や温かい水といった意味を有する湯の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ重湯は、大量の水で米を炊いた時に生じるどろっとした上澄みの部分を表すのです。
病気で食欲がない時や、乳児の離乳食として重湯は使われています。
「おかゆ」とは?
おかゆは、お粥と漢字混じりで表記可能な言葉です。
そんなおかゆは、水の量を多くして米を柔らかく煮た物を示します。
米がどろっとする程に柔らかく煮るため、消化に良いのが特徴的な食べ物です。
お陰で朝食としてや、病気の際の食事としておかゆを食べるケースが多くなっています。
更に米に対する水の量により、全粥や七分粥、五分粥の様に分類可能です。
「重湯」と「おかゆ」の違い
重湯とおかゆの文字表記を比較すると、そもそも漢字と平仮名表記であり、見た目は全然違う言葉同士であると直ぐに気付けます。
所が読み方は、おもゆとおかゆでかなり似ている上に、どちらも病気の際に食べる事が多い物です。
それ所か水を多く使って米を柔らかく煮た物がおかゆであり、重湯はそんなおかゆを作った際に生じる、少しどろっとしたのり状の汁を表す言葉となっています。
まとめ
2つの言葉は漢字と平仮名で見た目はかなり違っていますが、読み方は似ている上にどちらも米を煮る事によって生まれる物です。
ただし重湯は、多量の水を使う米を煮た時に生じる、少しどろっとした米粒を含まない汁だけに使われる言葉であり、病人や乳児が離乳食として利用する事が多くなっています。
対するおかゆは、同じく水を多くして米を柔らかく煮た食べ物全体を示す言葉として用いられており、消化に良い食べ物として朝食や病人の食事として使用される事が多いです。