日本では不人気のブルーチーズと人気のカマンベールチーズ、その違いとは?
この記事では、「ブルーチーズ」と「カマンベールチーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブルーチーズ」とは?
日本では2000年以降赤ワインブームやゴルゴンゾーラがパスタソースとして人気になった時期もあり、かつての様に「ブルーチーズ」に忌避感を持つ人も減ったと思われます。
「ブルーチーズ」に忌避感を持つ方は見た目と鼻腔を刺激する香り、そしてその辛味が苦手なのではないでしょうか。
そして苦手な人の大半は“青カビ”が生えているという先入観があると思われます。
「ブルーチーズ」はその名の通りに青カビによって熟成を行うチーズの総称です。
「カマンベールチーズ」とは?
日本では1990年代以降のイタリアンブームによってモッツァレラチーズが一番の人気を誇っていますが、それに続くのが本種だと言っていいでしょう。
日本のチーズ消費量が少なかった1970年代に導入。
チーズに馴染みのなかった日本人に受け入れられ、そのまま現在まで人気を保ち続けています。
「カマンベールチーズ」の固い表面は白カビによる熟成の証明です。
「ブルーチーズ」と「カマンベールチーズ」の違い
「ブルーチーズ」と「カマンベールチーズ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ブルーチーズ」は青カビによって熟成されたチーズの総称だと言っていいでしょう。
いわゆる「世界三大ブルーチーズ」と呼ばれるゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトンをはじめデンマークのダナブルーやスペインのカブラレスなども含みます。
一方で「カマンベールチーズ」は白カビによって熟成されたのが大きく違う点だと言っていいでしょう。
「カマンベールチーズ」にも元祖のノルマンディや日本で人気があるロングライフ等種類は存在します。
しかしこれらは全て「カマンベールチーズ」の範疇の中での分類だと言っていいでしょう。
まとめ
「ブルーチーズ」は青カビによって熟成を施したチーズの総称であり、「世界三大ブルーチーズ」の他にも多数種類が存在します。
一方の「カマンベールチーズ」は白カビを表面に生やして熟成したチーズを指します。
種類もいくつかありますが、それらは全て「カマンベールチーズ」の範疇なのが「ブルーチーズ」との違いだと言っていいでしょう。