アリの中でも「シロアリ」や「羽アリ」は色々な被害を出すことで知られています。
この記事では、「シロアリ」と「羽アリ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シロアリ」とは?
「シロアリ」とは漢字で白蟻と書く虫であり、昆虫綱・ゴキブリ目・シロアリ下目の昆虫を示す言葉です。
「シロアリ」は身体が白いことから名前が付き、こちらは主に家屋などの木材を食べることで有名です。
「シロアリ」は他のアリ同様に多くの個体でコロニーを作る習性があり、これが家屋に存在すると木材を食い荒らして様々な被害が発生します。
「シロアリ」は植物の遺体を食べる社会的昆虫であり、家屋に被害を与えるものは下等「シロアリ」となっています。
「シロアリ」は植物の遺体を食べる習性がありますが、こちらはセルロースを分解することが可能なことからバイオマスへの応用や研究が進んでいます。
「羽アリ」とは?
「羽アリ」とは羽が付いているアリを示す言葉であり、こちらは雄と雌が存在します。
アリの生態は特殊なものであり、女王アリと雄雌のアリ、そして働きアリが存在します。
この中でも働きアリは羽が生えておらず地面を這いまわっている姿を見ることが可能です。
羽が生えているアリは雄雌が存在しており、交尾することが可能です。
「羽アリ」は交尾する種類のアリに生えているものであり、繁殖期になるとよく見かけるようになります。
この時期は新しい巣を作るために行動することも多く、場所によっては対処する必要があります。
「シロアリ」と「羽アリ」の違い
「シロアリ」は植物の遺体を食べるアリであり、家屋などの木材を食べて腐らせる可能性があります。
「羽アリ」は交尾可能なアリを示す言葉であり、働きアリとは全く違う種類に分類されます。
まとめ
「シロアリ」は家屋の木材を食べることから、見かけたら対処する必要があります。
「羽アリ」は「シロアリ」や「クロアリ」など様々な種類があり、これらは雄雌の個体を持っており交尾することが可能です。