この記事では、「シェフレラ」と「カポック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シェフレラ」とは?
「シェフレラ」とは、ウコギ科シェフレラ属(フカノキ属)の植物の総称を指しています。
さらに、日本では「ヤドリフカノキ」のことを「シェフレラ」と呼んでいます。
「ヤドリフカノキ」は、ウコギ科フカノキ属(シェフレラ属)に分類されている常緑低木で、多くの品種があります。
「ホンコン(ホンコンカポック)」は「ヤドリフカノキ」の園芸品種になります。
「ヤドリフカノキ」の樹高は3m〜7mくらいあります。
花は黄白色で、実は黄色です。
葉は斑入りと、斑無しがあります。
「ヤドリフカノキ」の根、茎、葉は薬用に利用されています。
「カポック」とは?
「カポック」とは、アオイ科(パンヤ科)セイバ属に属している熱帯性の落葉高木のことを表しています。
樹高は20m〜70mくらいあります。
「カポック」の花は白色や淡い紅色をしています。
実は径が10㎝〜15㎝程で、熟すと茶色くなります。
実の繊維には浮力があり、水を吸いにくい特徴があります。
「シェフレラ」と「カポック」の違い
「シェフレラ」と「カポック」の違いを、分かりやすく解説します。
日本では観葉植物として、「シェフレラ(カポック)」の名前で流通していますが、本来は「シェフレラ」と「カポック」とでは、別の科の植物になります。
「シェフレラ」はウコギ科シェフレラ属(フカノキ属)に、「カポック」はアオイ科セイバ属に属しています。
「シェフレラ」と「カポック」にはこのような違いが見られます。
まとめ
「シェフレラ」の英語表記は「Dwarf schefflera」になります。
そして、「カポック」には、「パンヤ」、「パンヤノキ」などの別名があります。
さらに、「カポック」は英語で「kapok」と表記します。
今回は「シェフレラ」と「カポック」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「シェフレラ」と「カポック」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。