この記事では、「オレガノ」と「バジル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オレガノ」とは?
「オレガノ」とは、シソ科ハナハッカ属に分類されている多年草のハーブのことを表しています。
「オレガノ」の草丈は20㎝〜80㎝くらいです。
「オレガノ」の開花時期は6月〜9月頃で、白色、桃色、紫色の小さな花が咲きます。
「オレガノ」の葉は緑色で、単葉の対生、広卵形で縁は全縁です。
葉は食用や薬用に利用されています。
「バジル」とは?
「バジル」とは、シソ科メボウキ属の多年草(日本では一年草)のハーブのことを言います。
「バジル」には「スイートバジル」、「ホーリーバジル」など、150種以上の種類があります。
「バジル」の開花時期は7月〜9月頃で、白色や桃色の花が咲きます。
「バジル」の葉は緑色で、対生の単葉、卵形や楕円形をしていて縁は鈍い鋸歯です。
葉は柔らかく、光沢があり、食用や薬用に利用されています。
また、種子はデザートなどに用いられています。
「オレガノ」と「バジル」の違い
「オレガノ」と「バジル」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもハーブでシソ科ですが、「オレガノ」はハナハッカ属、「バジル」はメボウキ属に属しています。
また、「オレガノ」は刺激のある強い香りがありますが、「バジル」は爽やかな香りが特徴です。
「オレガノ」と「バジル」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「オレガノ」の別称には、「ハナハッカ (花薄荷)」、「ニイタカジャコウソウ (新高麝香草)」などがあります。
また、「オレガノ」の英語表記は「Oregano」、「Wild marjoram」などになります。
そして、「バジル」には、「ラロク(羅勒)」、「メボウキ (目箒)」、「バジリコ」などの別名があります。
さらに、「バジル」は英語で「Basil」と表記します。
今回は「オレガノ」と「バジル」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「オレガノ」と「バジル」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。