「前のめり」と「前かがみ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「前のめり」と「前かがみ」の違いとは?違い

この記事では、「前のめり」「前かがみ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「前のめり」とは?

「前のめり」「まえのめり」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「正面を向いている方へ倒れそうに傾くこと」という元の意味です、2つ目は転じて、「積極的にものごとに興味をもち、取り組む姿勢おこと」という意味です。

3つ目は更に転じて、「気が急いてしまい、準備不足のまま先へ先へとものごとを行うこと」という意味です。


「前のめり」の言葉の使い方

「前のめり」は名詞として「前のめりになる・なった」「前のめりに動く」「前のめりの姿勢」などと使われます。

「前」「空間的にまえの方」「進んでいく方向」という意味、「のめり」は動詞「のめる」の連用形が名詞化した言葉で、「からだが前に倒れる、または今にも前に倒れそうになる」という意味、「前のめり」「進んで行く方向へ身体が倒れる、今にも倒れそうになること」という意味になり、転じて「ものごとに積極的に取り組むこと」「先を急ぎ過ぎること」として使われる様になりました。


「前かがみ」とは?

「前かがみ」「まえかがみ」と読みます。

意味は「体の関節を折り曲げて、正面を向いて姿勢を低くすること」です。

作業する時や、疲れて休む時などに、腰や膝を曲げて、身体を前の方へ折り曲げ、地面に近い場所にしゃがむことを表します。

「前かがみ」の言葉の使い方

「前かがみ」は名詞として「前かがみになる・なった」「前かがみの姿勢」などと使われます。

「前」「空間的にまえの方」「進んでいく方向」という意味、「かがみ」は動詞「かがむ」の連用形が名詞化した言葉で「腰などが前に曲がる」「腰やひざを折り曲げて姿勢を低くする」という意味、「前かがみ」で、「進んで行く方へ向かい、腰やひざを折り曲げて姿勢を低くすること」になります。

基本的に、自分の意思で取る姿勢を表す言葉です。

「前のめり」と「前かがみ」の違い

「前のめり」「進んで行く方向へ身体が倒れる、今にも倒れそうになること」、転じて「ものごとに積極的に取り組むこと」「先を急ぎ過ぎること」です。

「前かがみ」「進んで行く方へ向かい、腰やひざを折り曲げて姿勢を低くすること」です。

まとめ

今回は「前のめり」「前かがみ」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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