クラリネットマウスピース「b40」と「b45」の違いとは?分かりやすく解釈

「b40」と「b45」の違いとは?違い

世界最大手Vandoren社の一番人気と二番人気!!

この記事では、クラリネットマウスピース「b40」「b45」の違いを分かりやすく説明していきます。

「b40」とは?

クラリネットのマウスピースはフランス・パリに本社を置く『Vandoren』社や日本の『ヤマハ』をはじめ、多くの楽器メーカーからマウスピースは販売されています。

「b40」と呼ばれるのはクラリネット関連アイテムの世界最大手『Vandoren』社の商品規格になります。

フランス、ドイツ、オーストリア各国のクラリネットスタイルに沿ったマウスピースが作られていきました。

「b40」は一番人気の「b45」とは外見上のカタログスペックでは区別がつきません。


「b45」とは?

クラリネットマウスピースの定番中の定番と呼べるのが本サイズ「b45」だと言っていいでしょう。

自身もパリ・オペラ座でクラリネット奏者だった創業者の意匠が込めて作られたマウスピースは改良を重ねて世界中のクラリネット奏者のスタンダードブランドになりました。

なかでも本規格「b45」はワールドスタンダードと言っていいでしょう。

最も人気の規格にあたります。


クラリネットマウスピース「b40」と「b45」の違い

クラリネットマウスピース「b40」「b45」の違いを、分かりやすく解説します。

世界最大手フランスの『Vandoren』社の一番人気と二番人気のマウスピースです。

マウスピースのフェイシング部分とティップオープニングのサイズは全く共通だと言っていいでしょう。

違うのは内部のティップレールが前者は広くなっているのが特徴だと言っていいでしょう。

その違いは音の違いとなって現れます。

わずかにレールが狭くなった「b45」はよりパワフルに音階を刻めるため、世界中のクラリネット奏者のスタンダードになっていると言っていいでしょう。

よりプロ・オーケストラの奏者向きの規格と言われています。

まとめ

クラリネットマウスピース「b40」「b45」はクラリネット・サックスのマウスピース・リード販売最大手フランス『Vandoren』社の規格です。

音の違いを生む2つの要素のうちのフェイシングとティップオープニングも同じですから咥えた感覚は全く同じだと言っていいでしょう。

変わるのは内部のレール部分で「b45」の方が狭くなり、よりパワフルな音も出せるのが特徴です。

『traditional』と『Profile88』ピークの角度が違う2ブランドがありますが、同一ネームの両者であれば、実際に息を吹き込むまでは違いが解る方は少ないと言えるでしょう。

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