「未使用」と「不使用」の違いとは?分かりやすく解釈

「未使用」と「不使用」の違いとは?違い

この記事では、「未使用」「不使用」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「未使用」とは?

一度も使っていないものを「未使用」【みしよう】といいます。

電化製品であれば購入したときから一度も電気を通さない状態を指すわけです。

ただし、あくまでも使用していないだけで、袋の封を開けて中から取り出し、手で触ったものでも「未使用」になります。

オークションサイトでは電化製品を出品するとき、箱を開けて中に入っている物を手に取って確かめた後、また元のように梱包すれば「未使用」と表記するのです。


「不使用」とは?

今の段階ではもう使っていない物であることを伝えるために使う言葉が「不使用」【ふしよう】です。

炊飯器であれば、前は通電してご飯を炊いていましたが、現在は釜の中に米を入れて炊くことはなく、棚の中にしまったままになっている使用していないものであると伝えます。

また、去年までは食器に料理を盛り付けていましたが、今年になってからはまったく使わないといった物に対しても使う言葉です。


「未使用」と「不使用」の違い

「未使用」「不使用」の違いを、分かりやすく解説します。

オークションサイトでは、まったく使っていない服や電化製品、草刈り機、かつら、部品といった物を売るとき通電していないと伝えるために使うのが「未使用」です。

もう一方の「不使用」は、前は使っていても、現在はまったく使用していない物であると伝えます。

このような物はこれからも使わないので、オークションサイトで出品して売るといったときに使うのです。

「未使用」の例文

・『未使用の生ゴミ処理機を送料無料で出品するとすぐに売れた』
・『友人から貰った未使用の圧力鍋を親戚にあげると喜んだ』

「不使用」の例文

・『不使用の輸入家具をまとめて売るため、鑑定士に来てもらった』
・『一昨年から不使用のまま箪笥に眠る着物を掲示板で売りに出す』

まとめ

似ている意味を持つ言葉を2つご紹介しましたが、どのようなものに使えばいいかよく考えて、うまく相手に伝えてみるといいでしょう。

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