この記事では、「珪砂」と「硅砂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「珪砂」とは?
「珪砂」とは、防水工事で使われる砂のこと。
塩を荒くしたような、白や黒の粒をあらわします。
珪石という、鉱石からつくられています。
珪石はガラス作りに用いられていた石で、熱をよく通すという性質があります。
「珪砂」は工事に使いやすいよう加工されたもので、造園や家づくりなどあらゆる方面に活用されています。
適度な重みもあって飛ばされにくいので、家回りのレンガを敷く際の補強材として、人工芝を敷く際の重しとして、プールサイドや階段のすべり止めとして、用いられることも。
本職の方はもちろん、DIY用としても人気が上がっています。
「硅砂」とは?
「硅砂」は石を細かく砕いた、砂をあらわします。
魚を飼う時のアクアリウムの中に入れたり、住まいの外に置くチェーンスタンドの重しとして用いたりします。
目の細かい砂が入っていて、とても使い勝手がいいです。
白や茶色、黒色などのカラフルな砂が混じっていて、見た目もおしゃれです。
綺麗なビーチに潜った時の足元の砂に、質感がよく似ています。
熱湯処理された商品もあるので、生き物の健康を気遣いたい時に向いています。
「珪砂」と「硅砂」の違い
「珪砂」と「硅砂」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも似ているので迷いやすいです。
「珪砂」と「硅砂」は同じように扱われていますが、「珪砂」は工事やDIY用、「硅砂」はアクアリウム用の砂として多く流通しています。
目的にあわせて、使い分けてみましょう。
「珪砂」の例文
・『レンガの目地に、ホームセンターで買った珪砂を入れた』
・『学校のグラウンドに、人工芝を植えるために珪砂を使用した』
「硅砂」の例文
・『青と黄色の熱帯魚を飼育するため、硅砂を手に入れた』
・『突風対策として、駐車場の重しに硅砂を入れた』
まとめ
「珪砂」と「硅砂」の違いを分かりやすくお伝えしました。
それぞれの差を知って、日常生活に役立ててください。