この記事では、「進学校」【しんがっこう】と「底辺校」【ていへんこう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「進学校」とは?意味
大学に通うことを前提に生徒を学ばせる学校を「進学校」【しんがっこう】といいます。
偏差値が高い難関大学に進学したいと思う子供だけが通う高校をこのように呼び、入学するのも困難である学校という意味があるわけです。
日本でも有数の大学に合格させるため、1年生のときから高度な学習させたり、問題を出すなどして能力を引き伸ばしていきます。
このような学校には高い偏差値の大学へ進学する生徒が集まっているため、刺激された者は競うようにして結果を出し合って進学に強い高校になるのです。
「底辺校」とは?意味
まともな教育ができない学校を「底辺校」【ていへんこう】といいます。
生徒が最初から学習する気力がないため偏差値も低く、学力が低下している学校といった意味があるのです。
授業中でも大声を出して暴れたり、会話して落ち着きがない生徒が多いのもこの学校の特徴になります。
このような学校は学習能力が著しく低く、高校を出てもほとんどの生徒が就職するため短大や大学には行きません。
「進学校」と「底辺校」の違い
「進学校」と「底辺校」の違いを、分かりやすく解説します。
高度な学習を提供する学校を「進学校」といい、大学や短大に行きたいと思う生徒を集めて学ばせる所です。
学歴志向が重んじられた1970年代頃から学習に力を入れた偏差値の高い学校が出てきたことで大学に行くためにあえて「進学校」を選び、集中して勉学させます。
もう一方の「底辺校」は学力も低く、生徒が自ら学ぼうと努力しません。
進学はせず、就職する生徒が大半をしめる学校を指します。
「進学校」の例文
・『進学校の先生は経験が多く、受験相談もできる』
・『有名な進学校には偏差値が65以上の子供が集まる』
「底辺校」の例文
・『底辺校はいじめや校内暴力が蔓延り、学級崩壊している』
・『底辺校の偏差値は県内の高校の中でも下の位置にある』
まとめ
生徒の偏差値や進学する気持ちも対照的な学校を2つご紹介しました。
自分なりにどのような点が異なるのかよく見比べてみるといいでしょう。
