この記事では、「気になる」と「好き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「気になる」とは?
「気になる」とは、「心に引っかかり、考えない様にしてもつい考えてしまうこと」という意味です。
自分の意識の片隅に常にあり、何かあるとすぐに思い出してしまう事柄を表します。
「気になる」の言葉の使い方
「気になる」は動詞として「気になる・気になった」と使われたり、副詞として「気になって眠れない」などと使われます。
「気」は「心の働き」「気持ち」という意味、「に」は接続詞、「なる」は「今までと違った状態・形に変わる」という意味、「気になる」で「心の働きが今までと違った状態になること」、つまり「心にひっかかりつい考えてしまうこと」になります。
「好き」とは?
「好き」は「すき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「気に入って心が引かれること」という意味です。
2つ目は「片寄ってそのことを選ぶ様子」という意味です。
3つ目は「自分の思うままに振る舞うこと」という意味です。
「好き」の言葉の使い方
「好き」は名詞・形容動詞として「好きだ・である」「好きになる」「好きな食べ物」などと使われます。
「好」という漢字は「女+子」で成り立っていて、「母親が子供を抱く姿」を表す会意文字です。
その姿は「美しいこと」から「喜ばしい」「良い感じがする」として「好」という漢字になりました。
「気になる」と「好き」の違い
「気になる」は「心にひっかかりつい考えてしまうこと」です。
「好き」は「気に入って心が引かれること」です。
「気になる」の例文
「気になる」の例文は以下の通りです。
・『夕べのドラマの続きが気になる』
・『彼氏が今頃何しているか気になる』
「好き」の例文
「好き」の例文は以下の通りです。
・『好きなスィーツを思い切り食べたい』
・『アイドルが好きでたまらない』
まとめ
今回は「気になる」と「好き」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。